橋本良亮くんの歌うわたし鏡にみたもの

※個人的備忘録なので諸々ご了承ください。

2016年7月30日、橋本良亮くんの人生で二度目のソロコンサート、ハシツアーズ〜もうかわいいなんて言わせない〜初日。

サブタイトルはどこへやら、手書きのお手紙をモニターに出してくるなどかわいさMAXなコンサートだったのだが、わたし鏡は、そんなコンサートの終盤に
『次はちょっと明るめの曲を歌いたいと思います。聞いてください、わたし鏡。』
という前振り*1とともに歌われた。

このわたし鏡とは勿論、関ジャニ∞安田章大くんの2007年のソロ曲(「K2J ズッコケ大脱走」収録)のことである。*2


今年もソロコンサートをやると聞いた時、わたしは昨年のはじめてのソロコンのことを思い出していた。

はじめての自分だけのコンサートにJr.時代にメインで歌った限界メーター、少年のまま、ナチュサン、そしてバックで踊っていた気まぐれJET、Jr.時代の橋本くんの定番曲愛のかたまりといった懐かしの曲を選ぶところが抜かりなくて、橋本くんらしいなあ、って。
昔からのファンに対しての還元を忘れないといったら言い方はアレだが、しっかり懐かしさにも浸らせてくれる、そういう細かいところに気を回してくれるところ*3もずっと好きだったんだよなあって。昨年は、そんな風に思ったんだっけ、なんて。

そんな選曲をする彼だからこそ、わたしは橋本くんが、2016年の22歳から23歳の今の橋本くんが選ぶ曲が、作るセットリストが、楽しみで仕方なかった。

それに何より、橋本くんは懐古厨(であるわたし)の絶妙なツボをつく選曲をする天才だ。
初年度ABC座のT.A.B.O.Oしかり、上記の曲しかり、橋本くんはこれまでにも度々、いい意味で期待を裏切る、且つ個人的にとても堪らない選曲をしてくることがあった。(ハシツアーズのこの星でうまれてもツボでした...りょ、亮ちゃん...ってなる)(錦戸の方)



だから、きっと今回も何がしか自分の琴線に触れる曲があるのかな、なんて思っていて。
音楽はその時のことを全て思い起こさせるから。
だから、だから、そうやってどこか覚悟をしていたのに。


それでも、わたし鏡は、予想外の選曲だった。
イントロが流れた瞬間、青春の小箱から思い出がどんどん溢れてきて窒息してしまうのではないかと思った。



まさか2016年にこの曲を聴くことになるとは思ってなかった。
しかも自担の歌声で。
よりにもよって、この曲を。


というのも2007年当時、わたしはこの曲がだいすきでだいすきで毎晩のように聴いていたのだ。当時、自分の意思で、自分の希望で海外にいたのだが、どうしようもなく日本が恋しくて、早く早く帰りたくて、でもそんなことを言っても来てしまったからにはどうしようもなくて、毎日を過ごすしかなくて。
そんな時に、「遠く離れた街にいるあなただから」「逢いたいトキ逢うのが 全てじゃなくて」のフレーズを含んだこの曲がヒドくリアルでそれこそ勝手に、この歌詞の“あなた”に橋本くんを重ねて聴いていた。今思えば、恋愛ソングに自担を重ねるなんて若いなあと思うけど。笑
でもその時のわたしは、この歌を励みに、日本に帰った時に橋本くんに会えるのを楽しみに毎日を精一杯頑張っていたのだと思う。


結局、この時抱いていた夢も置かれていた状況もなにもかも捨てて、大人になってしまったのだけど。

だけど、2016年、夏。
再び、この歌と巡り合った。
あの頃、逃げてしまった自分と向き合えと言われているようだった。
今、だからこそ向き合えと。今なら向き合えると。

*1:個人的には、この曲は切ない>明るいイメージだったから橋本くんから見たわたし鏡の解釈聞きたくてしょうがないです。どこかで話してください。

*2:http://sp.uta-net.com/search/kashi.php?TID=54291

*3:実際本人にその意図があるかは知らないから完全に想像にすぎないし、多分本人はやりたいことやってるだけ。笑